発達障害療育研究所 アスペルガー症候群(高機能自閉症)を中心として

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  アスペルガー症候群(高機能自閉症)を中心として

 周産期あるいは乳児期における

   これら有機金属を含む環境汚染物質への曝露は、

     その後の脳神経系の発達に

       深刻な影響を与える可能性がある。

            (「有機金属(スズ、水銀など)と行動発達障害」より)
                白川誉史、加藤進昌、今井秀樹
              BRAIN MEDICAL 2004年12月号所収


 発達障害の原因は有害ミネラルにある。開設時、本サイトはこの前提を置いた。
だが、学習が進むうちに、有害ミネラルは原因物質の一部に過ぎないと考えるに
至った。

 発達障害の原因に定説はないが、一般的に、脳機能の障害と説明される。では何故脳機能に障害が起きるか、その答えを示す専門家は多くない。

 環境ホルモンは、正しくは、内分泌攪乱化学物質をいい、桁外れの種類がある。単独の化学物質が有害でないレベルの濃度であっても、複数の化学物質を同時に摂取すれば有害レベルとなり、発達障害の症状を起こす可能性が示唆される。この研究成果が、上記雑誌にも掲載されている。

 水銀、カドミウムなどの有害性は既に知られている。水俣病、イタイイタイ病は決して過去のことではない。ことに胎児性水俣病は、母親から胎児に水銀を引き継ぐという点で、現在でも教訓を投げかけている。

 環境ホルモン、有害ミネラルと、発達障害との関連は、上記医学雑誌のみならず、いくつかの論文等で散見する。ただ、議論を呼ぶほどにはマスコミで取り扱われない。

 マスコミで大きく扱われたのは、水銀と自閉症との関連(平成16(2004)年3月放送)、食生活とADHD(注意欠陥多動性障害)との関連(平成18年9月放送)であろう。

 いずれの場合も、発達障害児を持つ保護者等から反論があり、後者のケースでは放送局が謝罪することとなった。

 ADHDに関するNPO法人と放送局との直接交渉(メールでの厳しいやりとり)があったにもかかわらず、上記雑誌などの論文を引用した形跡が見られない。報告書、論文の公表から3年前後が経過するのに、ほとんど無視に近い。

 総じて、発達障害は原因不明、有効な対策なし、というのが論調であるかのようである。このため、発達障害は一生涯治らないとする観念がホームページの主流のように思える。

 しかし、一部の医師は原因を特定し(推定の域を超えないかもしれないが)、治療を試みている。有害ミネラルが原因であるとして、キレート剤を投与する方法、各種サプリメントを使用する方法を実践する医師が米国には登場している。

 キレート剤に副作用があることは既に知られており、天然成分を抽出したとされるサプリメントでさえ、分量次第で健康被害をもたらすことが報じられた。これらを用いることは、本サイトの目的ではない。

 本サイトの取る手段は、食事療法等による有害物質の排泄である。農薬、添加物などの少ない食材を子供に与えて副作用があるとは到底思えない。課題があるとすれば、現代社会でその食材の調達をどの程度徹底できるかに尽きる。

 膨大な種類の原因物質から、いかにして子供達を守ればいいのか、茫然とたたずむ思いがする。これを承知の上で挑戦しようとする人達だけ、本サイトを訪問していただきたい。
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