発達障害療育研究所 アスペルガー症候群(高機能自閉症)を中心として

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サイト開設の趣旨

 福山の事件が本サイトの開設を急がせた。

 地元マスコミでは社説にも取り上げ(中国新聞平成18年11月9日)、論評を加えた。母親を追いつめるなというのが論旨のようであるが、発達障害児を持った経験がなければ親の心情は理解しがたいと思う。

 発達障害児を持つ親にとっては他人事ではない。体験記を読むと、一度や二度、無理心中が脳裏を横切ったとする記述が見える(武部隆、自閉症の子を持って、52ページ)。

 現実に実行に移した事例もある。娘が放送を見ていれば・・・という手紙を記者に送った祖母がいたそうである。自閉症児を持つ記者が我が子の様子をドキュメンタリー化し、強く生きる姿勢をアピールした直後の話(毎日新聞平成18年7月14日OB記者の目)。

 先天性の障害であり、一生涯治らないと宣言されれば、誰しも絶望感にとらわれるであろう。過去の例から正しい説明であっても、親にとって衝撃となることに変わりはない。

 子どもの治癒を目指し、あらゆる努力をした。体験記を読むとこの種の記載は珍しくない。そして挫折し、現実を受け入れる努力をしている・・・続くのはこの結末である。努力を惜しむ親はいない。しかし、希望なくして生きられないのもまた厳然たる事実。

 有害ミネラルが原因の発達障害であれば、たゆまぬ努力は子どもの改善を招く。条件さえ合えば、療育で効果を上げることが出来る。このことを是非知ってほしいと思う。

 療育に至るまでに、幾多の方々から有形無形の恩恵を受けた。次は恩返しの段階に入りたい。発達障害児は、国内だけでも数十万人と試算される。療育により、その中の何分の1でも症状を改善出来るなら、望外の喜びである。
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命名の由来

1)発達障害療育研究所

  1. 発達障害


  2.  本サイトでは発達障害の概念を広くとらえた。法律、医学に照らして検討すれば過ちを犯している可能性がある。しかし、いずれの症状も明確な原因は不明であり、保護者は、子どものためにできる有効な治療法をほとんど知り得ない。医療の素人である保護者に出来ることを伝達することは、決して無意味ではない。

  3. 療育


  4.  療育は、時代と共に変遷してきたし、現在でも異なる療育概念がある。時代背景の変化が顕著である以上、療育概念の変更も当然であり、本サイトで1つのモデルを示したく、この用語を借用した。

  5. 研究所


  6.  「研究所」と称するのは、過大評価の批判が出ると思う。研究会、情報交換会としておけば身の丈にあった名称として容認されよう。
     しかし、本サイトは、具体策の無いもの同士の場ではない。仮に療育の有効性が立証できれば、以後、その手法を普及することが必要となる。その時のために、あえて研究所という名称を選んだ。

2)a-syndrome.com

asperger syndromeを念頭に置いて選んだことは容易に想像できよう。また、“a“ がautism、 ADHD、 ADDをも想定したこと、いうまでもない。
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